塗装工事の費用について
お客様の一番の悩みどころは塗装工事のご費用についてと予算の立て方になると思います。
◎当店ではコミコミ価格のパックプランは行っておりません。
よく建坪３5坪○○万円コミコミ、屋根塗装〇万円など、屋根・外壁パックプランで金額を全面に出してくるチラシなどを目にします。
しかしながら当店ではパックプランを行っておりません。
○○万円コミコミという響きはたしかに消費者様へのインパクトとしては、結構あるかと思いますが、ご存知の通りご住宅というのは様々な形や大きさや特徴があります。
同じ延床面積のご住宅でも例えば延床面積が同じ35坪のご住宅場合、塗り面積が外壁で140㎡のところもあれば190㎡のところもあります
違う㎡数で同じ金額というのは材料費用だけとってみても材料の品質を落とすか材料を薄めるか工程を短縮しないと同じ金額での工事はできません。
また、モルタルやサイディングやALCなど建材によって施工方法や材料の選定も変わってきます。
その為、いざお見積り依頼を頼むにあたって、お客様はチラシに掲載されているコミコミ価格のイメージがありますが、業者は追加の工事や㎡数の追加などでチラシ以上の金額の見積もりを提示してくる業者がほとんどなのです。
中には注文が欲しいためにチラシ通りの金額で工事を行う業者もいますが予算が限られている為にその工事内容には高いクオリティーの工事は望めません。
一番ダメなパターンは工事中に追加の費用を請求してくる業者です、これもよく耳にします。
これでは、業者さんは利益にはなりますがお客様の利益には全くなりません。
ですので、ご住宅1件1件の内容でお見積金額が違ってくるので、当店ではパックプランでの価格設定はできないのです。
上記で述べました通り、塗装工事をしっかりとした内容で行うための費用は、ご住宅の内容にによってお見積金額は変わってきます。
ですから、外壁塗装のお見積もりは一式コミコミではなく㎡単価で計算します。
当店のような自社施工・自社施工管理を行っている会社の工事費用の㎡単価の相場は、ある程度決まっています。
ここではハウスメーカーや工務店などがご提案される一般的なシリコン塗装（シリコンプラン）の外壁塗装のお見積もり例をご紹介いたします。
外壁塗装工事に最低限の必要な主な項目
- 1.施工費用（一般的には㎡単価で金額を出します）
- 2.足場費用（一般的には㎡単価で金額を出します）
- 3.付帯費用（高圧洗浄や養生費用など）
この3項目でのお見積り例として
（外壁面積150㎡・足場費用210㎡）一般的なシリコン塗装・建材：窯業系サイディングの場合（税込）
その他の費用としての屋根塗装・コーキング工事・付帯塗装工事・下地補修などの付帯工事があります。
付帯工事にに関してはご住宅の内容によって異なりますので別途お見積りが必要となります。
ハウスメーカーや工務店など下請けに依頼する会社は上記の金額よりも高額になる事はご理解いただけるかとは思います。
自社施工を売りにしている会社で、相場より圧倒的に安い会社もあります。
そこで、激安店のお見積りが安くなる傾向にある会社のご提案内容のパターンとして
激安店のお見積り傾向と問題点
- 一級塗装技能士が在籍していない・建設業の許可がない（技術面と安定性に問題あり）
- 屋根塗装が1回塗りもしくは2回塗り（耐久性に問題あり通常は3回塗りです）
- 窯業系のサイディングのコーキング工事が打ち替えではなく補修もしくは増し打ち（窓回り目地などに問題）
- 下地調整・補修の項目が無い・取り換えが必要なのに補修の提案（塗装の早期剥離など耐久性に問題）
- 塗料名が明記していない安い材料を明記している（シリコンやフッ素でも多種あり耐久価格に違いが出ます）
- 足場を自分たちで組み立てる（安全面が不安な傾向がある。飛散防止ネットが中途半端な業者もある）
- 工期が短い・現場を空けることが多く工期が長い（金額が安いので、利益を確保する事を優先する）
- 施工管理ができていない（本当に最初に約束した内容で施工されたかどうか不透明である）
- 価格が相場より安いのに保証を付けている会社もある（実際に約束された保証を受けられない可能性大）
- 工事が終了後一回も顔を出さない・数年おきに顔を出す（売りっぱなし、永い付き合いを考えていない）
このように、当然ながら価格があまりにも安い設定には理由があります。
私たちは高額なハウスメーカや上記のような激安店とは一線をおいたご提案を心掛けております。
したがって当店は激安店ではありませんので、相見積もりの結果一番安いところに頼もうと考えている方のご期待には残念ながら添う事が出来ませんが、経験豊富な一流の技術力を持った職人が丁寧に施工を行い、工事管理も自社で管理をしておりますので中間マージンがかからない分、ハウスメーカーがご提案する内容のワンランク上以上の塗料を使用して、ハウスメーカー・工務店などのお見積金額から約20％～35％のトータルコストを抑えてのご提案が可能となります。
塗装工事をお考えの方は、ご参考にしていただければと思います。
